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医師へのあこがれ(その37)

医師へのあこがれ
2009.10.28.水曜日
医師へのあこがれ | 2009.10.28.水曜日

私が入学した頃の、
福井医科大学(現:福井大学医学部)は、
くさび形教育と呼ばれるカリキュラムで、
医学系の授業が早く、2年生から
始まりました。
基礎免疫学、基礎放射線医学、
そして、解剖学も2年生から
始まりました。
医学部に入って、最初に
もっとも医学を実感できることが、
解剖学実習です。
解剖学手引書にそって、
実習をすすめます。
手引書の、
何ページから何ページまでが、
今日の範囲と決められていて、
臓器や組織の位置関係や、
他の組織との関連を、
一つずつ確認していきます。
目的とする組織が見つかれば、
その日の実習は終了します。
見つけにくい組織の場合や、
実習行程が長い場合は、
夜中12時を過ぎることもありました。
防腐剤として使われている
フェノールの臭いになれるまでは、
少し辛かったですが、
私には解剖学実習の長い時間も、
労力も苦痛ではありませんでした。
直接、人体に触れる
解剖学実習ができることで、
医師になる自覚と実感が
わいてきました。
小学校5年生で骨折し、
医師にあこがれた青年は、
解剖学実習で、
白衣を着て、メスを持ち、
一歩一歩確実に、
夢に近づいていました。

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